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臥頭狂一のエロ小説ブログ。※18歳未満閲覧禁止。

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亜耶芽忍法帖 其の七 (26枚)


 頬骨との情事は露見していないようでした。けれども妖しい雰囲気のクノイチ、朱姫がなぜか六角雁磨の伽に参加しています。朱姫は雁磨に抱かれることを望んではおらず、むしろ亜耶芽へとその興味を向けていました。
 紅い瞳が、舐めるような視線を少女に絡めています。亜耶芽は命じられるまま、雁磨の股間へと貌を埋めるのでした。




 蝋燭が、じりじりと芯の焼ける音をたてていました。行灯の火はいくつか消えてしまっています。けれども座敷の明るさはほとんど失われてはいません。四方に置かれた燭台の上では、行灯より幾倍も明るい蝋燭が淫らな行為にふける男女を照らしています。障子には大きな影がうつし出されていました。
 朱色の小袖を着た少女が、けもののように四つん這いになっています。畳についた手と膝が、しずかに前へと動かされました。すすむ先には、大仏のように胡坐(あぐら)をかいて微動だにしない全裸の大男が待ちかまえています。赤銅色の肌は汗で湿り、灯心の炎に照らされててかてかと光っていました。
 男の斜め手前には、うつぶせになった若い女が白いお尻を晒しています。肩がわずかに上下していますが、意識はないようでした。少女がちらり、と横目でそちらを見やると、背後から叱声が飛びました。
「ぐずぐずするんじゃないよ、亜耶芽。お館さまのおチンポが、かわいちまうだろ」
 声の主はこれも全裸の乳房の豊かな女でした。としは二十代の半ばか、もうすこし上でしょうか。女の双乳は大人の男の手にもはるかに余るほどでしたが、重みを無視するようにつんと上を向いていました。
 きつい声とは裏腹に、紅をさしたくちびるが笑みをつくっています。切れ長の目のなかで、紅い瞳が妖しいかがやきを放っていました。
 亜耶芽は朱姫の声に急かされ、あわてて屋敷の主へと這いすすみます。歩をとめた少女の目の前に、天を衝いた巨大な剛直がありました。
(すごい……おお、きい……)
 毎晩のように六角雁磨に貫かれているとはいえ、あらためてみると巨大な男根でした。屋敷の前で吸ってあげた下忍のものとは、比べものにならないほどです。亜耶芽の手首ほどはありそうな太さでした。
 男女の体液の匂いが少女の鼻をつきます。亜耶芽は四つん這いのまま長い睫毛を伏せ、いっぱいに舌を伸ばしました。やはり抵抗があるのでしょう。眉の間が狭くなっています。ふるえる舌先が、睾丸と肉茎のつけ根に触れました。
「むう……」
 雁磨が短い呻き声を漏らします。禿げあがった額には皺が寄っていました。大きな鼻の穴から熱い息を吐きながら、少女を見下ろしています。
「えう……」
 少女は睫毛を涙で潤ませながら、肉棒に舌を這わせていました。付着した生臭い汁の匂いに、吐き気をこらえています。舐めとった汚れは、すべて呑みこまなければなりません。ほかの女の体液を口にするのははじめてのことでしたが、性交のあとはいつも後始末をさせられていました。
 亜耶芽はクノイチ見習いとはいえ、雁磨の奴隷も同然でした。主が望めばどのような要求にも従わなければならないのです。四年前に父を殺され、六角雁磨に隷従を誓わされました。二年前に処女を奪われてからは、命じられればいつでも股をひらき、喜んで巨根を受け容れなければならなくなりました。
 雁磨は気が向けば昼間でも、たとえ人の目があろうとも少女を突き転がし、遠慮なく跨るのです。小さな肉体には巨大すぎる怒張を突き入れられ、少女の泣き叫ぶ声が絶える日はありませんでした。けれども首領たる雁磨は、生殺与奪の権利さえ持っているのです。抗いの声さえあげることは許されません。亜耶芽はできるかぎり脚を大きくひろげて苦痛を和らげながら、獣汁を注がれるのを耐えて待つほかなかったのです。
 いつか果たす復讐のための雌伏とはいえ、父の仇に弄ばれる日々はおさない少女の心を蝕んでゆきました。源哉爺の房術仕込みのおかげで、雁磨を受け容れらるようにはなったものの、心はボロボロです。慰めてくれる者もいませんでした。ひとりぼっちの少女には忍術の修行で気を紛らわすことしかできません。
 亜耶芽はいつしか、耐え忍ぶ辛さから逃れるために、日々与えられる快楽に傾倒してゆくようになっていました。女芯を熱くしている間だけは、辛いことを忘れることができたのです。房術の仕込みにも、雁磨との夜伽にものめりこみ、亜耶芽は淫らな花を咲かせつつありました。おさない身体は日増しに色香を身につけていったのです。
「あっははは。亜耶芽、そんなにお館さまのおチンポは美味しいのかい? 夢中じゃないか」
 いつのまにか少女の貌から不快さをあらわす情が消えていました。かわりに頬を紅く染めています。いまでは魅了されたように雁磨の男根に奉仕をつづけていました。たくましく勃起した男根を見つめる瞳が、中央に寄せられています。
 すでに肉茎から玉袋まで、汚れはすべて清められています。よく湿ったさくら色の舌が肉棒の上をすべり、汚汁のかわりにぬらぬらとかがやく唾液をまぶしていました。亀頭の裂け目からしみ出た透明な汁を、舌の尖りでくすぐるようにして拭いとってゆきます。苦いはずの液体を口へと運ぶ亜耶芽の貌は、甘い蜜を味わうかのような喜びをあらわしていました。
「まったく、いやらしい娘だねえ。こんなに小さな尻してるのに」
 朱姫がふいに少女の裾を捲りあげました。局部は白いふんどしで隠れているものの、雪のように白い小ぶりなお尻が露わになります。
「あっ……だめ……」
 驚いた亜耶芽が振り向こうとしますが、その刹那、奉仕を受けている大男の腕が動きました。大きく分厚い掌が、少女の頭を鷲づかみにしたのです。節くれだった指の力はつよく、その気になれば少女の頭など握りつぶされてしまいそうでした。
 雁磨は、いっときたりとも奉仕を止めようとしたことを咎めているようです。おびえた瞳で見上げる少女に、太い顎をしゃくりあげて見せました。
「は、はい……おゆるし、ください、おやかたさま……」
 けして大きくはない口をいっぱいに開けて、膨れあがった亀頭を含みます。浅黒い手は少女の頭を捕らえたままでした。自身の巨根をもっと奥まで呑みこませようと、ぐいぐい押しつけています。
「うえっ……んっ……んぷ、んちゅ……」
 顎がはずれそうなほど巨きな肉棒に口内を犯されながらも、亜耶芽は懸命に亀頭を吸いたてました。目じりからは涙がこぼれ落ち、頬をつたっています。
 その後ろでは、朱姫が豊満な乳房を揺らしながら少女のふんどしを解いていました。紅い瞳は爛々とかがやいていて、欲情の炎が窺えます。六角雁磨と妾との性交に加わっていたときには見られなかった光でした。
「ふふ、やっぱり。びしょ濡れじゃないか」
 ふんどしを取り払った亜耶芽の秘所を、朱姫は舌なめずりをしながら覗きこんでいます。淫らな蜜は無毛の割れ目の間に、きらきらとかがやいて見えました。
(いやぁ……見られてる……)
 主人への奉仕を強制されている亜耶芽には声が出せません。四つん這いのままでは隠すこともできませんでした。朱姫の視線を拒否するためにとった行動といえば、可愛らしいお尻を左右に振ることだけです。
 けれども、それは朱姫をますます高ぶらせただけでした。いつもは細めている目を見開き、揺れる白い双臀を舐めるように見つめています。
「可愛いねえ、亜耶芽」
 クノイチの声には、甘い吐息が混じっていました。なめらかな桃肉に両手を乗せると、指に力を入れて谷間を広げます。つるりとした恥丘だけでなく、小さなすぼまりまでが朱姫の眼下にさらけ出されました。ほそく長い指先が、慎ましげな菊孔をつつきます。
「んううっ……!」
 少女のお尻が小刻みにふるえました。亜耶芽は太い男根を咥えながらも、抗いの声をあげます。けれども朱姫には逆効果でしかなく、身悶えするように白い裸身をくねらせました。血のように紅いくちびるの両端がつりあがっています。
「こんなに蜜を垂らして……」
 朱姫の指は桃肉の谷間を下へとなぞってゆきました。ぴったりと閉じられた柔肉を指の背でこすり、あふれた媚露をまぶして押し開けます。ひくひくと小さな痙攣を繰り返す少女の桃尻を、上気した貌が見つめていました。
 朱姫は淫らな蜜の出どころを探りあて、ゆっくりと指先を埋没させてゆきます。
「んん~っ……!」
 異物感を覚えて、亜耶芽がくぐもった声を放ちました。それでも、口いっぱいに頬張った巨きな亀頭を歯で傷つけぬよう、気をくばることを怠りません。意識が男根から逸れているのを咎められるのをおそれ、あわてて張りつめた先端を口内で舐めまわします。
 少女がお尻を責められているのを見て興奮しているのでしょう。大量の先走りが口内に吐き出されていました。亜耶芽はもう幾度か喉を上下させています。
「信じられない。お館さまの太いおチンポで毎晩貫かれてるっていうのに、指一本でも狭いくらいじゃないか」
 四つん這いのお尻を抱きかかえながら、朱姫がゆっくりと人差し指を出し入れしています。少女の膣孔はきつく、しなやかな指を痛いくらいに締めつけていました。
「それに吸いついてくる……こんな穴にずっぽり挿しこんだら、男はさぞ極楽だろうねえ」
 しずかに引き抜かれた指には、べっとりと透明な液体が付着しています。朱姫は目を伏せてその指を咥えると、音をたてて吸いました。紅い瞳が美酒に酔いしれたように潤みを帯びています。
「えうっ……!」
 少女の頭を鷲づかみにしている手が持ち上げられました。小さな口を占領していた肉棒が、ようやく引き抜かれます。口奉仕から解放され、亜耶芽は大きく息をつきました。手の甲でくちびるを拭っていると、目の前の大男が立ち上がりました。
「尻を向けろ」
 低い声が頭上から発せられます。亜耶芽は命じられたとおり、這ったままで位置を回転させました。上体を伏せ、小ぶりなお尻を高くかかげます。
 雁磨が大きく腰を落しました。男根の先を、潤んだ割れ目へと宛てがいます。先端で柔肉を弄ぶように上下すると、亜耶芽の口から甘い吐息がこぼれました。
 ふたりの体格差は、大人とおさな子ほどありました。朱姫は息を呑んでふたりを見守っています。亜耶芽が首領の伽をしているとは聞いていたものの、目の当たりにしてみると信じがたい思いでした。なにしろ雁磨の巨根は大人の女でも受け容れがたい大きさなのです。目の前の少女では引き裂かれてしまいそうでした。
 大男の腰に力が入ります。柔肉が大きくひらかれ、猛り狂った肉棒の先端がすこしずつ呑みこまれてゆきます。
「はあっ……ああ……あ……」
 畳に伏せられた少女の額に、あぶら汗が浮いています。いくら淫らなお露ですべりが良くなっているといっても、その大きさには隔たりがありすぎました。
 ごくり、と傍で見ているクノイチの喉が鳴りました。黒々とした男根がおさない割れ肉を押し開き、指ですら窮屈な膣を挿し貫いてゆくのを瞬きもせずに見つめています。
 浅黒く分厚い手が、小さな白いお尻を抱えています。両手のなかに双つの丘がすっぽり収まってしまいそうでした。雁磨の尻肉に深い窪みがつくられ、さらに腰を前へと押し出していました。
「ひう……あ、う……」
 巨大な剛直が半ばまで埋まったところで、禿げ頭は大きく息をつきました。少女が受け容れられるのは、そこまでが限界のようです。それでも朱姫には充分な驚きでした。とても挿入できるものとは思えなかったのです。自分でも気づかないうちに、手を口にあてていました。
 畳に押しつけられた亜耶芽の口は半開きで、不規則な吐息をつづけています。毎夜のごとく犯されて慣れているとはいっても、やはり大きさが違いすぎます。弱冠十二歳の少女がたやすく受け容れられるものではありません。泣き濡れた瞳はあらぬ方を向いています。
 ところが、雁磨がゆっくりと抽送をはじめたとたん、畳のほうから甘えたような声がこぼれました。少女の貌は、不自然な視線ながらも自分を責めている禿げ頭を向いています。あどけない眼差しは男の目を捉え、挑発するように細められていました。わずかに開いたくちびるの間からは、濡れたさくら色の舌をのぞかせています。
「亜耶芽……おまえ……」
 朱姫の目は驚愕に見開かれていました。雁磨の巨根をおさない身体に呑みこんだだけでも驚きなのに、すぐに喜悦を感じはじめているのです。そのうえ少女は男を求め、瞳で誘っていました。おさなくして房術の仕込みを受けているとはいえ、朱姫には目の前の光景が信じられませんでした。
「あふ、ん……あん……い、いい……」
 声は可愛らしい女児のものなのに、艶やかな響きをもって放たれています。黒光りする巨根にひろげられた割れ目からは淫らな蜜が次々とあふれ出し、とろとろと垂れて畳の上に溜まりをつくりました。甘酸っぱいような香りが、座敷のなかにただよっています。
「お、おお……」
 大男の口から、余裕を感じさせない喘ぎが漏れました。禿げ上がった額には大粒の汗が幾つも滲み、太い眉毛の上を流れ落ちてゆきます。
 雁磨の目には、己の肉棒が白く小さな桃尻を出入りする姿が写っていました。すこし白ばんだお露に包まれて、肉茎のすべりがよくなっています。未熟なため奥が浅く、根元まで突き入れることができないのは残念ですが、そのぶん媚孔内は狭く、また赤子が乳を飲むように吸いついてきて、十二分な快感を与えられてました。
「亜耶芽……おまえ、たまらないよ……」
 全裸のクノイチが、みずからの股間に手を入れています。黒々とした毛に覆われた奥に、もっとも長い中指を出し入れさせています。貌にははっきりとした劣情があらわれていましたが、紅い瞳は恋する乙女のように切ない潤みで濡れていました。
 朱姫は少女の前で膝をつくと、股に手を入れたまま上肢を丸めました。自由な方の手でそっと亜耶芽のほそい顎をつかみ、自分へと向かせます。
「亜耶芽、亜耶芽……おまえの唾、飲ませとくれ」
 うわ言のように何度も少女の名を呼ぶと、朱姫は舌を亜耶芽のくちびるに触れさせました。舌で持ち上げるように上くちびるを開かせると、覆うように口を塞ぎます。長い舌が少女の口内に侵入し、宣言どおり唾液を吸いはじめるのでした。
「んうっ……んん~っ……」
 朱姫によって口内を蹂躙されている間も、雁磨の責めはつづいています。肉棒の出入りは速度を増し、淫猥な水音を響かせるようになっていました。それだけではありません。大きな掌に鷲づかみにされ、猛々しい男根に責められるだけだったお尻が、わずかずつ揺れはじめていたのです。
 大男が突き入れるのと合わせて、みずから受け容れるように後方へ押し出していました。無意識なのかもしれませんが、亜耶芽が貪欲に男をもとめている証でした。
「おおッ、むおおッ……!」
 雁磨の目に血の筋が走っています。吐息はつよく、呼吸をするたびに鼻が大きくふくらみました。少女の膣穴を突く間隔が、しだいに短くなっています。小ぶりな桃尻をつかんでいた手はほそい腰に置かれていて、小刻みに揺さぶっていました。
「ん、ぷ……ふふっ、亜耶芽。お館さまがそろそろお射精だよ……嬉しい?」
 たっぷりと唾液と舌を味わい、口を解放した朱姫が亜耶芽の髪を撫でながら微笑みました。名残惜しいのか、少女の柔らかな貌へ頬擦りをしています。
「ほら、おねだりしな。お館さまの子種を……ああんっ……いっぱいちょうだいって……」
 朱姫は己の媚孔に突き入れた指をはげしく動かし、息を荒くしています。亜耶芽は淫らなクノイチの表情を見上げながら、同じように絶頂を迎えようとしていました。そして、背後から責めたてる男もそれは同じでした。
「はあっ……あう、んっ……おやかた、さまぁっ……亜耶芽に、くださいっ……」
 小さなお尻をはしたなく振りつつ、少女は朱姫の言いつけに従いました。父親の仇であり、主人でもある男の精液をねだるのです。主の顔色を窺って芸をする愛玩動物のように。
「亜耶芽に……おやかたさまの、子だねを……あふっ……おしるを、いっぱい、いっぱいそそいで、くださいっ……!」
「ああ、亜耶芽っ……おまえは、ほんとうに、可愛いっ……!」
 亜耶芽が言い終えたとたん、堪えきれなくなったように朱姫が口を塞ぎました。股の間にある手がこまかい振動を繰り返しています。粘った液が音をたてていました。
 堪えられなくなったのは雁磨も同じでした。筋骨逞しい太股には緊張が走り、ごつい顎が上を向いています。しなやかな腰をつかんだ手には余分な力が入り、肉棒の出し入れはさらにはやくなりました。
 それでもなお少女のお尻はさらなる刺激をもとめ、黒い巨根を呑みこんだまま左右に揺れています。おさない丸みの淫らな舞踏に耐えられず、雁磨は股の間に溜まったものを一気に開放させました。
「むおおおお~ッ……!」
 ひときわ大きな獣の咆哮。なめらかな白肌には黒い指がくい込みます。背後の痙攣にひびきあうように、おさない肉体が幾度も大きく跳ねました。
 亜耶芽は胎内ではげしい脈動を感じ、白い欲望に溺れながら女の悦びに達していました。塞がれた口に女の唾液が流しこまれてゆくのに抵抗も見せず、うっとりと恍惚の情を貌に浮かべています。
 朱姫もまた、男の吐精を受けて絶頂した少女に口づけたまま、下肢をふるえさせて達していました。その行為は自慰にすぎないというのに、陥った快楽の溝は深いようで、亜耶芽に口づけたまま動こうともしません。
 妾の胎内に一度放ったあとでしたが、雁磨はより多くの白濁液を亜耶芽へ注ぎこんでいました。吐息は荒く、太股の外側がぴくぴくとこまかく震えています。玉袋の中身が空っぽになったように感じ、射精を終えてもしばらくは少女の腰を抱えたまま余韻にひたっていました。浅黒い肌を流れる全身の汗が、すさまじい高ぶりだったことを想像させます。
「んおう……」
 やがて大男が呼吸の平静を取り戻すと、無造作に少女のお尻から離れました。男根は巨大ではあるものの、さきほどまでの膨張が嘘のようにだらんと垂れています。白濁の粘液にまみれた陰茎から、ぽたぽたと垂れた汁が畳を汚しました。
 男の手から放たれた亜耶芽はその場に倒れこみます。割れ目はぷっくりとした柔肉によっと閉じられています。少女の手首より太い巨根を呑んでいたとは思えません。そのはざまから、ひどく濃い白濁の粘汁が、どろりどろりとあふれ出していました。牡汁の逆流はなかなか止まず、桃肉の丸みをつたって畳の上に広い染みをつくります。
 自分の放出した精液の量にあきれているのか、禿げ頭の口元に笑みが浮かんでいます。しばらく見つめていた雁磨ですが、どっかりと座りこむと少女の太股を軽く叩きました。
「ひんっ……あ、はい……」
 忘我の境に入っていた亜耶芽ですが、男の手に脚を張られるとすぐに我にかえりました。いまだ夢うつつの朱姫の貌を押しのけると、のそのそと這って男の股間に貌を埋めました。
「んっ……れろ……」
 亜耶芽はふたたび体液で汚れた肉茎を舌で拭います。見下ろす首領の目が、憤りに燃えていたことには、まったく気がつきませんでした。


 小鳥の声で、亜耶芽は目が覚めました。昨夜の伽はいつもと違って一度きりでしたが、はげしかったせいで身体に疲れを覚えています。与えられた狭い板間を見回すと、障子越しに眩しい朝陽が射しこんでいました。今日も暑くなりそうです。
――そういえば、名前も聞いてなかった……。
 亜耶芽は、昨夜屋敷の門前でのことを思い出していました。頬骨の突き出た下忍は、野卑ではあったものの、どこか可愛らしく憎めないところがありました。
 独りぼっちの少女は、人恋しさから下忍のぬくもりに行方知れずの兄を重ねていました。六角雁磨との情交以外では、人に触れることさえなかった身なのです。そっと抱いてくれた男の身体は暖かく、ひどく懐かしい気がしました。
――また、会えるといいな。
 それは危険な考えでした。雁磨に知られればただではすみません。昨日露見しなかったからといって、これからも気づかれないという保証はないのですから。
 それでも、亜耶芽は頬骨のことを忘れられそうもありませんでした。雁磨や源哉からは得られない、心地よい癒しをもたらしてくれたからです。雁磨に復讐を果たすまでの、快楽に代わる心の支えになるかもしれませんでした。
 身体は疲れていましたが、頬骨のおかげで気分は晴れやかでした。亜耶芽は大きく伸びをして、朝の訓練に向かうための準備をはじめました。


 広場がざわめいていました。いかに忍者の修行が朝早く行われるとはいえ、まだ早朝です。亜耶芽はクノイチの訓練へと向かう足を止め、中央へと歩き出しました。
 ずいぶんと人であふれています。忍者ではない、女や子供もいました。こんな朝っぱらからどうしたのでしょうか。亜耶芽が近づくと、母親が汚らわしいものでも見るように唾を吐き、子供を遠ざけました。自然と開いた人だかりの間に、少女は歩を進めます。
「っ…………!」
 少女の貌が、一瞬にして蒼白になりました。膝に力が入らず、その場に座りこみます。地面についた脚が、それでもがくがくと痙攣をつづけていました。
 亜耶芽の目の前に、長い木の杭が地に刺さっています。そこに縛りつけられているのは人間でした。いえ、人間だったものといったほうがいいかもしれません。
 胴と手足は離れていました。地面のほうから、足、胴、腕、と順序良く杭に縛られています。そして首はその手前にぽつんと置かれていました。
 その顔は頬骨でした。昨日、亜耶芽が口で吸ってあげた、あの下忍です。
 生きたまま手足を斬り落とされたのが、顔にあらわれていました。凄まじい苦痛を訴えており、恐怖のためにできた皺が刻まれています。流れた涙の跡が、頬にくっきりと残されていました。
「そん、な……」
「おや、亜耶芽、遅かったねえ」
 呆然とする少女に、背後から声がかかります。深い紅色の小袖を着たクノイチ、朱姫でした。馴れ馴れしく亜耶芽の両肩に手を置き、愉しくてたまらないといった調子で語りかけます。
「なんでも、修行中のクノイチに手を出したんだってさ。ふふ、馬鹿だねえ。この里じゃ大罪だってのに」
 朱姫が亜耶芽のことを言っているのは間違いありません。そして周囲を埋めている群集にも、その意味が伝わっていました。頬骨が亜耶芽に手を出して惨殺されたということが。
 広場に集まっていた者が、次々と姿を消してゆきます。亜耶芽に関わっていれば、いつ首領の嫉妬を買うかわからないのだから無理もありません。女たちも少女に侮蔑の目を向けながら去ってゆきます。あっという間に、広場に残されたのは亜耶芽と朱姫だけになりました。
「おやおや。……また、ひとりぼっちになっちゃったねえ」
 朱姫はくすくすと嘲笑っています。彼女が何もかも、少女の心のなかさえも知っているのは明白でした。頬骨との関係を覗き見て、首領に注進したのが誰なのかはわかりません。けれども朱姫がこの件に絡んでいるのは間違いないようでした。
「ふふふ、亜耶芽。淋しくなったらあたしのところに来なよ。たっぷり可愛がってあげるからさ」
 紅のクノイチは笑いながら遠ざかってゆきます。亜耶芽はその声をどこか遠くに聞いていました。生気を失い、座りこんだまま動きません。
 朝の陽射しが降り注ぐなか、広場にはたったひとり、亜耶芽だけが取り残されていました。


 前回のお話(其の六)

テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2010/01/29(金) 19:19:19|
  2. 亜耶芽忍法帖
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<赤いバラの咲く庭で 第一話 (12枚) | ホーム | 亜耶芽忍法帖 其の六 (13枚)>>

コメント

毎回楽しみにしてます!
頑張って下さい
  1. 2010/11/29(月) 02:43:07 |
  2. URL |
  3. Sでぃ #-
  4. [ 編集 ]

ありがとうございます。

 亜耶芽忍法帖を読んでいただき、ありがとうございます。
 更新が滞っており、本当に申しわけありません。凄まじく遅いペースではありますが、執筆は続けております。
 亜耶芽忍法帖の続きも必ず載せますので、よろしければまた読んでやってください。
  1. 2010/11/29(月) 20:47:25 |
  2. URL |
  3. 臥頭狂一 #-
  4. [ 編集 ]

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臥頭狂一

Author:臥頭狂一
(がとうきょういち)
 日々、頭痛に悩まされながら官能小説を書いています。
 いろいろなジャンルに手を出していくつもりです。よろしければ読んでいってください。
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